こんにちは。
スージーカフェへようこそ。
最近観た映画。
大好きな黒木華さんと樹木希林さんが出演していて茶道を通じてのお話。
『日日是好日(にちにちこれこうじつ)』
こだわりや、とらわれをさっぱり捨て切って1日をただありのままに生きるという。
映画の最後の方の言葉。
〜世の中にはすぐわかるものと、すぐわからないものの2種類がある。
すぐわからないものは長い時間かけて少しづつわかってくる〜
【私の思い】
多分この映画はもっと若い頃に観ていたら私にとって退屈だったのかも。
水の音や雨雪の音。
流れゆく時代と自分自身の変化。
出会いと別れ。
私が10代の頃通っていた専門学校では月に2回ほど茶道の授業があった。
何人かのクラスメイトは授業の他にもその先生の茶道教室に通っていたけれど、私は茶道には興味がなくその時間はただキレイで珍しいお茶菓子を食べる事だけが楽しみ。
茶道の決められた所作や作法がとても窮屈に感じた。
仲良しのクラスメイトはその時のおしゃれで破れた短いジーンズを履いて参加していて先生に驚かれその場にいた私たちは笑いをこらえるのに必死だった。
そしてお茶室での掛け軸で『一期一会』の言葉と出会った。
映画の中の色んな事が自分の今までとダブって思い出される。
私も歳を重ねた証拠かなと。
また観る年代によっても感じ方が違ってくるかなと思う。
今日も小さなジャンプ。