祖母が103歳で旅立った。
家族葬は笑うのが大好きな祖母にピッタリのお別れの会となった。
私からの手紙を記録します。
おばあちゃん103年間お疲れ様でした。
私たち孫やひ孫を可愛がってくれありがとうございました。
小学生の頃は長い休みのたびにおばあちゃんの家に遊びにきて小さな私の半分くらいはここで出来上がった気がしています。
おばちゃんの作るとうもろこしも枝豆もスイカも毎年楽しみで大好きでした。
食べず嫌いで初めて食べたのもおばあちゃんのトマトでした。
冬は大きなかまくらを作ってくれたり秋には家の裏で栗を拾ったり夏は庭の大きな池で泳いだり4輪台車で弟が全速力のカーレースをしたり。
その時のおばちゃんの「そーすな!そーすな!」の焦った声が今でも聞こえてきます。
10年前の二男が小学校入学の時お祝いに入っていた手紙があります。
「入学おめでとう。
大きくなりましたね。
ばあちゃんは腰も曲がり目も見えなくなりましたがご飯もおいしいし、おやつもおいしくたべています。
母さん(叔母)にはなんぎかけています。
学校お休みになったら遊びに来てください。
ばっちゃより。」
おばあちゃんはいつも人を笑わせるのが大好きな人でしたね。
100歳のお祝いの会で「一言」と言われ「サンキュー!」と言ってみんなを笑わせたと聞きさすがだと思いました。
私もおばあちゃんからユーモアの血を少し引き継ぎました。
きっと今ここに集まっている皆さんに天国のおばあちゃんは
「サンキュー!」と笑顔で言っていることでしょう。
おばあちゃん安らかにお休みください。
そしてこれからも私たちのことをずっと見守っていてください。
家族にあたたかい愛をたくさんありがとうございました。
初孫 Suzzy