2019年06月

こんにちは。

スージーカフェへようこそ。


NHKスペシャル  子どもの声なき声 

『不登校 44万人の衝撃』

5/30 放送分を箇条書きにまとめてみた


校舎の中に入ると気分が悪くなる

隠れ不登校 不登校予備軍  33万人

中学生の不登校、不登校傾向がある子44万人 

不登校は108999 H29年度文科省調べ

8人に1人の子が学校にNoを


隠れ不登校とは

1週間連続欠席

学校の保健室には行くが教室に入れない

遅刻、早退多い

学校に通いたくない つらいと毎日感じている など


広島県教育委員会 平川教育長の話

不登校は学校に対するボイコットだと思っている

学校の意味づけ、在り方スタイルを変えていかないといけない


熊本大学准教授 教育学者の言葉

今まで私たちが学校で当たり前だと思われていたシステムが限界を迎えている

みんなで同じ事を同じペースで同じようなやり方で非常に同質性の高い学年学級の中で出来合いの問いと答えばかり勉強する


細かなルール 頭髪、下着の色、筆記具や机の上の物まで統一

学力向上至上主義 全国学力テストの影響

ドリルの繰り返し

教師の多忙化  全国の6割が過労ライン超えている


学校に戻る事がゴールではない

不登校予備軍、全ての生徒がその可能性を持っている

一部の子ども達の問題ではない


校内フリースクール ふれあいルームを作った例


それぞれのペースで通えるようになった


仮面登校 学校に来ているけれども学校は楽しくないと感じている子もいる

すべての学校に緩衝材となるようないろいろな事を認める場所があっていい

教室に戻す事を目的にするのではなく自分のペースで学べることが目的


11人の個性や実情に合わせる大切さ

みんな違うけれど必ず成長はしていける

スモールステップしていくところを見ていく


居場所があるだけで気持ちが和らぐ。

苦手な事も自分のペースで


今の日本の教育が21世紀を生きる未来の子どもたちのためになっているか

今までのやり方も悪くはない

みんなでやる部分も大事だが、ある部分は個別最適化していく


オランダのイエナプラン

異なる年齢で編成されるクラス

何通りかの中から子供たちの特性に合わせて柔軟な教育システムが広がっている


イエナプランの学校では行きたくなくて家にこもっている子どもは見たことがない


学校とはみんなが幸せになれる場所。

不登校の子どもがいるということは何かがうまくいっていない証拠


オランダは通う学校も自由

合わなければ転校もできる


学校を守るために子どもの教育や学校があるわけじゃない

子どもに必要だから学校がある


同じ年同士だと自分と比べてしまう


慣習上みんなで同じことをやらされている

自分が受けた教育しか知らないからそれが当たり前だと思いこんでいる。

そうじゃない教育がある事を知ることが大事


今の教育システムは150年続いて成功してきたがこれからは変わる必要がある。


学びをカスタマイズ

平均化ではなく得意な分野を伸ばしていく


中学生で不登校経験のある しょこたんこと 中川翔子さん


幸せになるために悩む時期がある。

悩んで好きな事をいっぱい見つけてさなぎの間にいっぱい詰め込んで自分に合った生き方を学校から逃げるんではなくて自分の正しい道を選ぶんだと思ってほしい


縛られたり強制されるわけではなく自分のできることを見つけられたらいい。


【感想】

もし自分の子が不登校にならなかったらきっと今の学校の在り方に疑問を持つことはなかったと思う。

これからは一律の教育ではなく色んな子ども達に対応でき自分で選択できる教育が必要になってくるのかな。

でもそういう教育の場が出来上がるにはもう少し時間がかかりそう。

少しづつみんなの意識が変わってくることを願いたい。

IMG_1560

明日も小さなジャンプ。

こんにちは。

スージーカフェへようこそ。


二男、6年生になってからは一度も学校には通えていないけれど5/19日曜の運動会は何とか参加できた。


去年5年生の時は最初からは行けなかったものの選手リレーに選ばれ係の仕事も楽しそうに取り組んでいた。

今までも運動会だけは休む事はなく参加できていたけれど今年は学校にも練習にも全く行けなかったので参加は無理かもと覚悟していた。


当日は市内の全ての学校が一斉に運動会。

サッカーチームの別の学校の友だちも皆んなが同じ日に運動会。


夫も会社の休みを取って待機。

お弁当は悩んだ末にもし行けなくても家で家族で食べられたらいいかと割り切ってがんばり過ぎない程度に作った。


二男は前日は行かないと言っていたし当日のギリギリまで行くのを渋っていた。

もし参加できなくてもしょうがない、親の私たちががっかりしないようにと平常心で声かけをする。


二男には

「今年度、校長先生も新しくなり去年二男とフリースクールで一緒にサイクリングをしてくれた方。会いたがっていたよ」

と伝えていた。

二男は

「校長先生がどの人か会いに行きたい」

と少し前向きになっていたので

「競技は参加できなくも小学校最後だから皆んなの応援に行こう」 

誘い出し何とか参加。

私的には100m走から参加させたかったのだけれど到着したのは100m徒競走が終わった後。


クラスメイトが二男の姿を見つけ駆けよって喜んでくれ、二男も自然な形で皆んなの中に入ることができた。

昼休み後の46年生の鼓笛隊の行進だけは私達と一緒に見学したものの全体リレーと親子競技には元気に参加することができた。


今年の4月から二男の学校は3つの学校が統合となり6年生は新しく5人の生徒が仲間入りした。

二男は他の学校から来て初めて顔合わせするクラスメイトの事を少し気にしていたけれど、二男と近くの席だという男子が声をかけてくれ早速友だちになれたとのこと。


行くのは渋々だったけれどみんなと一緒に参加でき楽しかったようで運動会終了後の打ち上げにも久々に自転車に乗って二男と私で参加。


打ち上げは近くの公民館の外で持ち寄りバーベキュー。

お弁当作りを頑張ったママ達をねぎらって、パパ達が鉄板で肉や焼きそばを焼いて振舞ってくれた。


私も久々にクラスメイトの父母とお会いでき楽しく過ごすことができた。


皆んなも二男の事を心配してくれていて運動会に参加できた事を喜んでくれた。


学校に行けない事はしょうがないと、よい意味で諦めて認めるようにしている毎日だけど、楽しくみんなと学校行事に参加する二男の姿は素直にうれしく感じた。


まずは一歩前進。

IMG_1576

今日も小さなジャンプ。

↑このページのトップヘ